不要な出力の処分
「沈黙は金なり」というように、コマンドの出力を必要ではなく、ただ捨ててしまいたい場合もあります。これは特にエラーメッセージやステータスメッセージに当てはまります。システムは、出力を「/dev/null」という特別なファイルにリダイレクトすることで、これを実現しています。このファイルは、システムデバイスと呼ばれるものです。 ビットバケット 入力を受け付けるだけで何も行いません。コマンドからのエラーメッセージを抑制するには、次のようにします。
[me @ linuxbox〜] $ ls -l /bin/usr 2> /dev/null
[me @ linuxbox〜] $ ls -l /bin/usr 2> /dev/null
Unix文化における/dev/null
ビットバケットは古くからあるUnixの概念であり、その普遍性からUnix文化の多くの部分に現れています。誰かがあなたのコメントを / dev / nullこれで意味が分かりましたね。その他の例については、Wikipediaの「/dev/null」の記事をご覧ください。