4. DM-Multipath 構成ファイル
デフォルトでは、DM-Multipath はマルチパスの最も一般的な使用のための設定値を提供します。 さらに、DM-Multipath には、DM-Multipath をサポートする最も一般的なストレージ アレイのサポートが含まれています。 デフォルトの構成値とサポートされているデバイスは、次の場所にあります。 multipath.conf.defaults ファイルにソフトウェアを指定する必要があります。
DM-Multipath のデフォルトの設定値を編集してオーバーライドできます。 /etc/multipath.conf 設定ファイル。 必要に応じて、デフォルトではサポートされていないストレージ アレイを構成ファイルに追加することもできます。 この章では、 マルチパス.conf ファイル。 これには、次のトピックに関するセクションが含まれています。
• 設定ファイルの概要 [p. 86]
• 設定ファイルのブラックリスト [p. 87]
• 設定ファイルのデフォルト [p. 89]
• 設定ファイルのマルチパス属性 [p. 93]
• 設定ファイルデバイス [p. 94]
マルチパス構成ファイルでは、構成に必要なセクション、またはマルチパス構成ファイルで指定されているデフォルト値から変更したいセクションのみを指定する必要があります。 multipath.conf.defaults ファイル。 ご使用の環境に関係のないファイルのセクション、またはデフォルト値をオーバーライドする必要のないセクションがある場合は、初期ファイルにあるものと同様に、コメントアウトしたままにすることができます。
構成ファイルでは、正規表現の記述構文を使用できます。
構成ファイルの注釈付きバージョンは、次の場所にあります。 /usr/share/doc/multipath-tools/examples/multipath.conf.annotated.gz.