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5. メールフィルタリング


今日の電子メールに関する最大の問題の 1 つは、迷惑メール (UBE) の問題です。スパムとも呼ばれるこのようなメッセージには、ウイルスやその他のマルウェアが含まれている可能性があります。一部のレポートによると、これらのメッセージはインターネット上のすべての電子メール トラフィックの大部分を占めています。


このセクションでは、Amavisd-new、Spamassassin、および ClamAV を Postfix メール転送エージェント (MTA) に統合する方法について説明します。Postfix は、外部コンテンツ フィルターを通過させることで電子メールの有効性をチェックすることもできます。これらのフィルターは、リソースを大量に消費するアプリケーションで処理することなく、メッセージがスパムかどうかを判断できる場合があります。一般的な 2 つのフィルターは、opendkim と python-policyd-spf です。

• Amavisd-new は、スパム検出、ウイルス対策などのコンテンツ フィルタリング プログラムをいくつでも呼び出すことができるラッパー プログラムです。

• Spamassassin は、メッセージの内容に基づいて電子メールをフィルタリングするためにさまざまなメカニズムを使用します。

• ClamAV はオープンソースのウイルス対策アプリケーションです。

• opendkim は、DomainKeys Identified Mail (DKIM) 標準用の Sendmail メール フィルター (Milter) を実装します。

• python-policyd-spf は、Postfix による Sender Policy Framework (SPF) チェックを有効にします。


ピースの組み合わせは次のようになります:

• 電子メールメッセージが Postfix によって受け入れられます。

• この場合、メッセージは外部フィルター opendkim および python-policyd-spf を通過します。

• その後、Amavisd-new がメッセージを処理します。

• メッセージのスキャンには ClamAV が使用されます。メッセージにウイルスが含まれている場合、Postfix はメッセージを拒否します。

• クリーンなメッセージは Spamassassin によって分析され、メッセージがスパムであるかどうかが判断されます。その後、Spamassassin は X-Header 行を追加し、Amavisd-new がメッセージをさらに操作できるようにします。


たとえば、メッセージのスパム スコアが 50 を超える場合、受信者に迷惑をかけることなく、そのメッセージをキューから自動的に削除できます。フラグが付けられたメッセージを処理するもう 1 つの方法は、メッセージをメール ユーザー エージェント (MUA) に配信し、ユーザーが適切と思われる方法でメッセージを処理できるようにすることです。


 

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